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【求職者向け】外国人求人サイトの選び方!在留資格と雇用形態から探そう

2020年06月29日

日本で働こうと思っている外国人の皆さんは、いま、どのように仕事を探していますか?
おそらく多くの人が、インターネットの「求人サイト」を利用していることと思います。
しかし、外国人向けの求人サイトはたくさんあるうえ、どのようにしたら日本の法律的に問題がなく、また自分に合った仕事を見つけられるのか困っている人も多いのではないでしょうか。
特に、まだ来日したばかりで日本での暮らしにもあまり慣れていない場合には、仕事選びといっても、何から手をつけたらいいかわからないと思います。

そのようなときには、まず「在留資格(ビザタイプ)」を確認することと、自分がどのように働きたいのかという「働き方(雇用形態)」を考えることから始めるとよいでしょう。

今回の記事では、仕事を探している外国人の皆さんに、スムーズな仕事選びのコツと、「外国人向け求人サイト」を利用するメリットなどを解説します。

「在留資格」と「雇用形態」がポイント

いま仕事を探している皆さんは、アルバイトで働こうと考えているのか、あるいは正社員として働こうと考えているのか、どちらでしょうか。
同じ仕事をする場合であっても、アルバイトと正社員とでは、どのような立場で働くのかという「働き方」に違いがあります。
そして「働き方」のことを「雇用形態」とも呼びます。
外国人向け求人サイトにも「アルバイト向け」「正社員向け」、さらに「派遣社員向け」など、雇用形態に応じて、さまざまなタイプのものがあります。
自分が希望する雇用形態にあったサイトを利用するようにしましょう。

「雇用形態」って?

「雇用形態」というのは、わかりやすくいうと、働こうとしている皆さんのことを、企業がどのような働き方で採用するのかということです。
「雇用形態」には「正社員」「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」などさまざまなパターンがありますが、わかりやすい例だと、1時間○○円という時給で働くのはアルバイトが多く、1ヶ月○○円というように、月給で働くのは正社員や契約社員の場合がほとんどでしょう。
別の例でいうと、働く時間を比較的自由に選べるのがアルバイトで、働く時間がほぼ固定されているのが正社員と考えてもいいかもしれません。

ところで、日本で仕事を探す場合、自分が何をしたいのかということも大切ですが、まず確認しなくてはいけないのは、自分のビザタイプ、つまり「在留資格」です。
この在留資格によって、正社員として働けるか、あるいはアルバイトならできるのか、などが決まってくるからです。
なお在留資格は「在留カード」で確認できます。

在留資格確認

そして自分の在留資格がわかったら、自分の希望の働き方に応じて、「正社員募集に強いサイト」「アルバイト募集に強いサイト」など、利用する求人サイトを選びましょう。

では次に「在留資格」と「希望する働き方」という観点から、どの求人サイトを選べばよいのか、その特徴と、サイトのサービスを利用するメリットを紹介していきます。

日本での就労に制限がない在留資格なら「働き方」も自由

日本人と同じように、正社員でもアルバイトでも、自分の好きな働き方を選べ、好きな仕事につける在留資格もあります。

日本での就労に制限がない在留資格

以下の4つの在留資格のいずれかを持っている場合、働き方も仕事の内容も、好きなものを選べます。

在留資格 該当例
永住者 永住許可を受けた者
日本人の配偶者等 日本人の配偶者・実子・特別養子
永住者の配偶者等 永住者・特別永住者の配偶者、我が国で出生し引き続き在留している実子
定住者 日系3世、外国人配偶者の連れ子等

出典:法務省 出入国在留管理庁 Webサイト

この在留資格がある方は、働き方に制限はありません。希望する働き方に応じて求人サイトを選んでください。
正社員を希望する場合であれば、正社員の求人が多く掲載されているサイト、アルバイトであれば、アルバイト求人に強いサイトを選ぶことで、効率的に仕事探しを進めることができるでしょう。

参考までに、強みごとに求人サイトをまとめた記事をご紹介します。

  • 「アルバイト採用に強い求人サイト」の情報はこちら
  • 「正社員採用に強い求人サイト」はこちら
  • 「幅広い雇用形態に対応した求人サイト」はこちら

高いスキルがない場合は?

「自分はこの仕事で正社員として働きたい!」と思いながら募集要項を見たところ、予想以上に要求されているレベルが高く「自分にはそれほどのスキルがない......」と、応募を断念した経験のある方もいるのではないでしょうか。

働き方も仕事も自由に選べる在留資格を持ちながら、いまスキル不足だからといって、やりたい仕事を諦めてしまうのはもったいないことです。
働きながらスキルアップをはかることも可能だからです。

たとえば、最初から正社員になるのが難しいのであれば、アルバイトとして入社して経験を積みながら、正社員として通用するスキル獲得を目指すという方法があります。
あるいは、アルバイトよりはスキルがあるという場合であれば、「派遣社員」「契約社員」として働き、キャリアを形成するというやり方もあるでしょう。

このように、最初から正社員として採用されるのが難しい場合であっても、ほかの働き方から自分のやりたい仕事に進むという方法もあるのです。

そして、どのような働き方を目指すにせよ、求人を探す場合には、日本人も利用する一般的な求人サイトではなく、外国人に役立つサービスも用意されている「外国人向け求人サイト」を選ぶとよいでしょう。

また、外国人向け求人サイトの中には「人材派遣」や「人材紹介」を手がけているものもあります。
そこには、まだ日本に慣れていない外国人が日本で仕事につくためのサポートや、相談受付などのサービスを提供しているサイトもあります。

では次に、そのような「人材派遣」「人材紹介」のサイトとは何か、解説しましょう。

サポートを受けられることも!(派遣・紹介サービス)

外国人向けの求人サイトには、企業からの求人を掲載するのではなく、「人材派遣サービス」や「人材紹介サービス」を提供しているものもあります。
こちらは、主に正社員や契約社員、派遣社員といった、フルタイムで働くことを前提に仕事を探している外国人向けのサイトです。
このようなサイトの中には、「日本式の履歴書の書き方」「日本式の面接方法」といった、応募時に役立つ基本的な情報を紹介していたり、キャリア形成の相談に応じてくれるものもあります。
まさに、外国人が仕事に応募するときに気になることを解決してくれる、外国人向け求人サイトならではのサービスといえるでしょう。

なぜサポートが受けられるの?

ところで、いったいなぜそのようなサービスが提供されるのか、疑問を持つ方もいるでしょう。
それは「人材派遣」や「人材紹介」の会社の仕事は、一定以上の能力のある、いわば即戦力となる人材を、クライアントである企業に送りこんだり、紹介したりすることだからです。

人材派遣とは、働く人と派遣会社が雇用契約を結び、その派遣会社から、人材を必要としている企業に派遣されて仕事をする方法です。
人材紹介とは、人材を探している企業から依頼を受けた人材エージェントが、依頼内容にふさわしいと考える人材を企業に紹介するものです。

通常の求人サイトの場合、応募者の人柄やスキルは、実際に雇用してみないとわからない部分もあり、そこは雇用する企業にとって不安要因となります。

一方、人材派遣や人材紹介の場合は、人材の採用を考えている企業に対して、人材派遣会社や人材紹介会社が「この人ならスキルがあるので大丈夫ですよ」と、責任を持って派遣あるいは紹介することになるので、採用する企業のニーズにマッチするよう、派遣または紹介できる人材の質を高めていく必要があります。
それが、人材派遣や人材紹介の会社が、外国人に向けた各種サポートやサービスを提供している理由です。

「どうやって仕事を選んだらいいのかわからない」「自分のスキルはどこまで通用するのか」など日本での仕事探しに不安を感じている方は、このような求人サイトのサポートを受けてみるのもよいでしょう。
いまのスキルで対応できる仕事を紹介してくれたり、あるいは必要なスキルアップに向けたサポートをしてくれます。

例えば、こんな求人サイトがあります

働き方、仕事の内容に制限のない在留資格を持っている方向けには、次のような人材紹介サービスを展開しているサイトがあります。自分の希望やスキルに合った仕事を探してみてください。

NINJA

NINJA

引用:https://nextinjapan.com/

134ヶ国、約4万3000人の外国人データベースを有する、国内最大級の外国人向け就職情報サイトです。
日本で就職するために必要な知識・情報を得られるコンテンツが充実しており、キャリア形成についてのアドバイスを受けることもできます。「語学力を活かしたい」「母国との架け橋になりたい」という方におすすめです。

NIPPON仕事.com

NIPPON仕事.com

引用:https://nipponshigoto.com/

求められる語学能力の水準や労働環境など、求職者が気にする条件が一目でわかる見やすいサイトです。
日本語に不安がある人でも、仕事探しから就職まで一貫したサポートを受けられます。

留学生の場合は「アルバイト」のみ

留学生の場合、「留学」の在留資格では就労できません。
「そんなことはない。自分の友人の留学生はみんなアルバイトをしている」と思う方もいるでしょう。ご心配なく。留学生も「資格外活動許可」を取得すれば、日本で働くことができます。

在留カード裏面

この「資格外活動許可」がないまま仕事をすると「不法就労」となり罰せられるので、必ず取得してください。

また留学生の場合は、「資格外活動許可」を取得しても正社員として働くことはできないので、この点も注意してください。「勉強のために日本に来ている」という前提があるので、就労については、原則としてアルバイトになります。

また留学生の場合、外国人向け求人サイトを利用する際にも注意が必要です。
それは、外国人向け求人サイトの大部分は、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ「高度外国人材」の採用がメインだからです。

「高度外国人材」って?

法務省入国管理局のサイトには、高度外国人材について「国内の資本・労働とは補完関係にあり,代替することが出来ない良質な人材」であり,「我が国の産業にイノベーションをもたらすとともに,日本人との切磋琢磨を通じて専門的・技術的な労働市場の発展を促し,我が国労働市場の効率性を高めることが期待される人材」と書かれています。
こういうとかなり大変そうですが、一言でいえば、雇用する企業でしっかりと活躍できる知識やスキルのある人、ということです。
エンジニア、通訳、デザイナー、語学教師など、専門性の高い仕事で働く人も当てはまります。

ですから、留学生の場合は、外国人向け求人サイトの中でも「アルバイト向けの求人サイト」を利用するようにしましょう。

「アルバイト」として働く場合

ここまでお話してきたように、留学生の皆さんが利用するべきなのは、アルバイトを紹介する求人サイトです。
しかし、ここで問題があります。アルバイトを紹介する求人サイトの多くは日本人向けだということです。
日本人向けのアルバイト求人サイトは、確かに求人数は多いのですが、留学生にとって重要なのは、必ずしも求人数の多さだけではありません。
「実際の採用のされやすさ」や「履歴書の提出方法」など、留学生にとって大切なほかの要因も含めて考えて総合的に比較すると、外国人向け求人サイトのほうがメリットが大きいといえます。

日本人向け 外国人向け
採用されやすさ 日本人が採用されやすい 外国人OKな企業ばかり
履歴書 日本語で提出 英語OK

また、もうひとつ大きな利点として「外国人向けアルバイト求人サイト」で募集をしている企業の場合は、すでに実際に外国人が働いていることも多く、また、外国人にフレンドリーな会社が多いことがあります。
実際に働き始めたときのことを考えると、この点は大きなメリットといえるでしょう。

外国人向けアルバイト求人サイトのご紹介

そのようなアルバイト探しにおすすめなのが「WORK JAPAN」です。
WORK JAPANなら、気になる応募もスムーズに進みます。その理由は......

  • 面接予約もアプリで完了! 電話で調整する必要がないので、日本語に不安があっても心配なし!
  • 履歴書作成もアプリでOK!8ヶ国語に対応しているため、無理に日本語で作らなくてOKです。

つまり、応募までのハードルが非常に低いのです。

WORK JAPANでアルバイトを探したい方はこちらをクリックしてください!

「技術・人文知識・国際業務」なら「正社員」採用

「技術・人文知識・国際業務」は、日本でオフィスワークにつく人に多い在留資格で、「人文ビザ」とも呼ばれています。
この在留資格を持つ人は、しっかりした経験とスキルがある人材ということで、採用する企業からも、アルバイトや派遣スタッフよりもワンランク上の、プロフェッショナルとしての活躍が期待されます。

母国での経験と自分のスキルを生かして、オフィスワークだけでなく、エンジニアや通訳、語学教師など、いわゆる専門性のある仕事につくこともできます。

また、正社員として働くことができるので、キャリア形成にとっても大きなチャンスとなります。

外国人向け求人サイトは、実はほとんどがこの「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持っている人向けです。
ですから、この資格を持っている人は求人サイトを見ながら「この在留資格では応募できないのでは?」「希望する雇用形態がないのでは?」と心配する必要はありません。
基本的にはどの求人サイトを利用しても仕事を探すことはできるので、サイトの使いやすさや提供されるサービスなど自分の好みで選べばよいでしょう。

ただし、「在留資格の範囲外」の仕事にはつかないように注意が必要です。
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持っている人は、いわゆる「単純労働」につくことはできません。
たとえば、日本に来て正社員として就職した人が、たとえ就職先の企業が副業を認めていたとしても、土日や就業後にコンビニのレジ打ちなどのアルバイトをすることはできません。
レジ打ちなどは「単純労働」とみなされ、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人には資格外許可が出ないからです。
そのようなアルバイトは「資格外活動」となり、不法就労に該当するので気をつけてください。

「外国人向け求人サイト」関連情報はこちら

ここまで、在留資格の種類によってできる仕事の違いや、雇用形態、さらに外国人求人サイトを利用するメリットなどについて解説してきました。

「さっそく仕事選びを始めようと思うけれど、どの求人サイトを利用すればいいのかわからない」という方もいると思います。
そのような方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。

関連記事:外国人採用サイト一覧まとめ!募集する側も応募する側も必見の10媒体!

複数の求人サイトを「雇用形態」別に紹介しているので、「正社員」「派遣社員」「アルバイト」など、希望する働き方に応じて仕事を探すことができます。

関連記事:外国人採用サイトとは?基本の特徴や分類を解説!

そもそも『外国人向けの求人サイト』とは何か、またよくある求人サイトとどこが違って、外国人にとってどんなメリットがあるのかをよく知りたいという方のために、外国人向け求人サイトとは何かを基礎から説明しています。

外国人向け求人サイトを活用して、ぜひ自分にあった仕事を見つけてくださいね!

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