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留学生のアルバイト完全ガイド!仕事の探し方や面接攻略まで徹底解説

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「日本でアルバイトしたい!」

でも、何から始めればいいの?
日本語ができなくても大丈夫?
どうやって仕事を探せばいい?

そんな疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「アルバイトを始めたい」留学生の皆さんに向けて、必要な知識や情報をご紹介!

「守らなければいけないルール」や「留学生に人気のアルバイト」といった基本的な情報を始め、留学生の皆さんの日本語力や滞在期間を考慮した当記事だけのスペシャルな情報もございます。

スペシャル情報

  • 日本語力別!採用されやすい仕事
  • 滞在期間別!面接攻略
  • 留学生にとってベストな仕事の探し方

これから日本でアルバイトを始めたいという方の助けとなるよう、細かいところまで徹底的に解説いたしました。

それでは、まず「日本の法律」と関わる「守らなければならない3つのルール」から解説いたします。

アルバイトを始める前に知っておきたい3つのルール

「留学生ってアルバイトをしていいの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
留学生もアルバイトOKです。コンビニや飲食店などで働くことができます!

ただし留学生がアルバイトをする時には「守るべきルール」があります。

留学生が守るべき3つのルール

  • 【ルール1】働き始める前に「資格外活動許可」を取得しよう
  • 【ルール2】働いていいのは「週28時間」まで!(長期休業中は40時間までOK)
  • 【ルール3】禁止されているアルバイト「風俗営業」で働いてはダメ

このルールは法律によって定められている義務ですので、ルールを破ると強制退去やビザの更新ができないといったペナルティが課せられることも……。

知らず知らずのうちにトラブルにならないよう、仕事を探し始める前に、まずは「守るべきルール」について押さえておきましょう。

【ルール1】働き始める前に「資格外活動許可」を取得しよう

留学生がアルバイトするためには「資格外活動許可」が必要です。

「資格外活動許可」とは「留学生がアルバイトを始めるために必要な許可」です。
こちらの資格外活動許可申請書を始め、必要な書類を揃えて住居地を管轄する地方出入国在留管理官署へと赴き手続きを行なってください。

申請に必要な書類

  • 資格外活動許可申請書
  • 当該申請に係る活動の内容を明らかにする書類 1通
  • 在留カード(在留カードとみなされる外国人登録証明書を含む)を提示
  • 旅券又は在留資格証明書を提示(旅券又は在留資格証明書を提示することができないときは、その理由を記載した理由書が必要)
  • 身分を証する文書等の提示(申請取次者が申請を提出する場合)

参考:法務省「資格外活動許可申請」を参考

資格外活動許可は、要件を満たした場合「アルバイトを始める本人」ではなくても可能です。(例えばアルバイト先の職員などです。詳細は法務省Webサイトの「申請者」の項目をご覧ください。)

書類を提出し、申請を行うと「資格外活動許可」がおり、留学生もアルバイトが可能になります。

許可の有無は在留カードの「裏」に記載されます。

在留カード裏面

そもそも「資格外活動許可」って何?

資格外活動許可とは、在留資格によって許可されていない活動(アルバイトへの就労)を認めるという許可を指します。
平たく言うと「留学生のアルバイトOK」の許可です。

何故「許可なし」ではアルバイトができないのかというと、アルバイトが「在留資格によって許可されていない活動」に該当するからです。

そもそも資格外活動許可の「資格」は「在留資格」を指しています。
留学生の皆様の在留カードには「留学」と記載されていますが、これが「在留資格」です。

在留カード表面

実は「留学生が日本で勉強して良い」ということは、この「在留資格」によって法的に許可されています。
在留資格「留学」では「日本の大学や高等学校をはじめとした教育機関で教育を受ける活動」が認められています。

ですが、在留資格「留学」ではアルバイトは認められていません。

ポイント

  • 留学生の在留資格「留学」は「日本の学校での勉強を許可」している。
  • 在留資格「留学」ではアルバイトはできない!

アルバイトは「在留資格によって認められていない活動」に該当します。
つまり「資格外」の活動です。

ですので、資格外の活動(=アルバイト)をするために「資格外活動許可」が必要になります。

いつまでに許可があればいい?

「アルバイトとして働き始める前」です。

アルバイトに応募したり、面接したりしている時には資格外活動許可を持っていなくても大丈夫です。
ただし、アルバイトとして働き始めた時に資格外活動許可がないと「不法就労」として罰せられたり、国外追放や強制送還といった措置が取られることもあります。

ポイントは「働いている時に申請中もアウト」ということです。

「申請中」も「許可がない」状態と同じです。
必ずアルバイトとして働き始める前に資格外活動許可を申請し、許可が下りてから働き始めるようにしましょう。

【ルール2】働いていいのは「週28時間」まで!(長期休業中は40時間までOK)

留学生は「1週間に28時間しか働いてはいけない」と法的に決められています。
ただし夏休みといった「長期休業中」は1週間に40時間働いても良いことになっています。

何故たくさん働いちゃダメなの?

「勉強の妨げにならない範囲」が28時間だからです。

先の「資格外活動許可」でもお伝えしましたが、留学生の皆さんは、在留資格「留学」によって日本の教育機関での勉強を許可されています。
平たく言うと「日本に勉強するために来ている」ということです。
アルバイトのせいで日本での勉強が妨げられたら本末転倒になってしまいます。

勉強の妨げにならないように、1週間の労働時間が28時間に制限されています。

もしも2つのバイトをしていたら?

例えば、コンビニと飲食店でアルバイトをしていた場合、コンビニで28時間働き、飲食店で28時間働く……これは大丈夫なのかという問題ですが、実は「アウト」です。

コンビニで28時間、飲食店で28時間の場合、合計で「1週間に56時間」働いていることになります。
これは違法ですので気をつけましょう。

コンビニで働いている時間と飲食店で働いている時間の合計が28時間になるように調整してください。
(雇用主が見落としている場合も考えられますので、その際はきちんと申し出ましょう。)

この例からも分かる通り「28時間」は「働いている時間の合計」です。
留学生の皆さんは、1週間の労働時間の合計が28時間を超えないようにシフト等を調整する必要があります。

【ルール3】禁止されているアルバイト「風俗営業」で働いてはダメ

入管法(入管施第19条第5項)により「風俗営業」や「性風俗関連特殊営業」などの業種では、留学生のアルバイトが禁止されています。

例えば次のような業種は風俗営業に該当するため、留学生の皆さんは働いてはいけません。

風俗営業とは

キャバレー、ホストクラブ、キャバクラ、ナイトクラブ、麻雀店、パチンコ店、バーや喫茶店(照度10ルクス以下)、(※ダーツバーやガールズバーも該当する場合も)

ざっくりと、それらしい店舗を風俗営業と括っているのではなく、実際に「風営法」という法律によって「風俗営業はどんな店舗が該当するか」と定められています。
例えば喫茶店やバーの場合「照度10ルクス以下」の店舗が風俗営業に該当します。「照明の明るさ」が具体的に定められています。

どの店舗が「風俗営業」に該当するか、その詳細は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)」の第2条に記載されています。

これらの業種でアルバイトをしてはいけないため、注意しましょう。

3つのルールを破るとペナルティも

ここまでのおさらいです。
留学生の皆さんは働き始める前に、次のルールを守ってください。

  • 【ルール1】働き始める前に「資格外活動許可」を取得しよう
  • 【ルール2】働いていいのは「週28時間」まで!(長期休業中は40時間までOK)
  • 【ルール3】禁止されているアルバイト「風俗営業」で働いてはダメ

大切なことですので何度も言いますが、これらは法的に定められた決まりごとです。
違反した場合は「不法就労」に該当します。

不法就労って?

  1. 我が国に不法に入国・上陸したり、在留期間を超えて不法に残留したりするなどして、正規の在留資格を持たない外国人が行う収入を伴う活動
  2. 正規の在留資格を持っている外国人でも、許可を受けずに、与えられた在留資格以外の収入を伴うじぎょうを運営する活動又は報酬を受ける活動

厚生労働省東京労働局「Q7.不法就労とはどのような場合をいいますか。」より引用

不法就労は、違法な労働ですので罰則が課せられ、強制送還等の措置が取られる可能性もあります。
アルバイトとして働く際は、上記3つのルールを必ず守りましょう。

留学生に人気のアルバイトは?

ここからは留学生に人気のある業種や職種をデータに基づいてご紹介いたします。

人気のある業種は?

厚生労働省の調査が参考になります。

「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和元年10月末現在)を参考に作成

最新の調査結果(2020年4月現在)によると「宿泊業、飲食サービス業」に人気が集まっています。
ホテルや飲食店でアルバイトをしている留学生の方が多いようです。

次いで「卸売業、小売業」と続きます。
これはスーパーマーケット等でのアルバイトが該当しますね。

また語学等の知識を活かせる「教育、学習支援業」についても一定の人気があるようです。

「宿泊業、飲食サービス業」については、前回調査(平成30年度10月末現在)でも圧倒的に多く、従事者は109,175人、全体の41.1%を占めていました。
参考:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)

人気のある職種は?

「職種」については日本学生支援機構(JASSO)の「私費外国人留学生生活実態調査概要」が参考になります。

日本学生支援機構が、私費外国人留学生7000人(有効回答回収率81.5%)にアンケートを実施しました。
次のグラフは、その中でも「アルバイトをしていると回答した4,321人」が何の職種に付いているかを示した内容です。

平成29年度私費外国人留学生生活実態調査概要を参考に作成

厚生労働省の調査でも「宿泊業、飲食サービス業」に従事する留学生が多いという結果がでていましたが、こちらの調査でも「飲食業」が圧倒的に多く実に回答者の「41.9%」が飲食業に従事しているという結果です。

次に多いのは、営業・販売(コンビニ業)で「28.9%」です。

こちらの結果から飲食店やコンビニで働く留学生が多いことがわかります。

留学生にとって人気のアルバイトは「飲食業」

以上の結果から、留学生にとって人気のアルバイトは「飲食業」であると言えそうです。

特に飲食業では外国人アルバイトを積極的に雇用している店舗が増えています。
外国人アルバイト働きやすい職場も増えつつあるという背景も関係しているものと思われます。

また上記調査結果を通して人気のアルバイトだけでなく、どんな業種で働いているかが見えてきたことと思います。
アルバイトを選ぶ際の参考にしてください。

日本語力別!採用されやすい仕事

さて、皆さんは日本語には自信がありますか?

日本語がほとんどできない方や、あいさつやちょっとしたやり取りはできるという方、さらに問題なく日常会話をこなせる方まで、様々だと思います。

実は日本語がどれくらいできるか(=日本語力)によって、採用されやすい仕事が違っています。
まずはこちらをご覧ください。

今回は「日本語力」を3つに分類してみました。

日本語力

  • ほぼできない・あいさつ程度
  • 日常会話OK
  • 上手!自信ある

皆さんは、どのレベルに当てはまるでしょうか?

ここからは日本語力別に、採用されやすい仕事の詳細について解説していきます。

【日本語力】ほぼできない・あいさつ程度

日本語が苦手な方、ご安心ください。

日本語ができないと働けない? アルバイトで稼げない?

実はそんなことはありません!
日本語ができない方でも適切な仕事に就くことで効率よく稼いでいけます。

日本語が不得意な皆さんには「お客様と関わらない仕事」が向いています。

向いている仕事「お客様と関わらない仕事」

  • 食品工場での作業員
  • ホテル・飲食店の皿洗いや調理
  • 建設業での作業員

こうした仕事は「深夜」や「早朝」のシフトが多いため、意外に稼ぎが良いという点がポイントです。

何故「深夜」や「早朝」の稼ぎがいいかというと、これは日本の法律(労働基準法)で決められているからです。

ちょっと解説!深夜労働について

日本の法律では、午後10時~午前5時の深夜時間帯の労働を「深夜労働」としています。雇用主が深夜労働をさせる場合「賃金を割増しなければならない」という決まりがあります。そのため深夜から早朝に掛けての労働は給料が高く支払われるのです。

ここでおすすめした仕事は「日本語でのコミュニケーション」を必要としない仕事です。
そのため仕事をする上で日本語力は求められません。

ただし、面接の時には日本語が少し必要になります。
自己紹介を日本語でできるように、練習しておくとよいでしょう。

【日本語力】日常会話OK

日本語に自信がある訳ではないけれど、日常会話はできる!
そんな皆さんは、お客様とやり取りする「接客」の仕事がおすすめです。

向いている仕事「接客の仕事」

  • 飲食店のウェイター
  • デリバリー配達員
  • 介護員
  • オフィスクーリング

これらはお客様とのコミュニケーションが求められる仕事です。
やり取りを重ねることにより、日本語がどんどん上達していきます。

【日本語力】上手!自信ある

日本語に自信がある方は、販売スタッフや介護のような高度な仕事にチャレンジしましょう。

向いている仕事「コミュニケーション能力が求められる仕事」

  • 販売スタッフ
  • 介護員

販売スタッフや介護員といった仕事は、マニュアル通りのやり取りだけでなく、臨機応変な対応が求められる仕事ですので日本語に自信のある皆様はこうした仕事に挑戦することで、更なるスキルアップが期待できます。

自分の「日本語力」に合った仕事を選ぼう!

「どのくらい日本語ができるか」によって、選ぶ仕事も違ってきます。

日本語での会話を必要としない仕事から、難しいコミュニケーションが求められる仕事まで様々な仕事がございます。

自分の日本語力に合った仕事を選ぶと、スムーズに仕事がこなせます。
また仕事に慣れてきたら別の業種や、「ちょっと上の日本語力が求められる」仕事にチャレンジしてみると良いでしょう。

アルバイトはお金を稼ぐ手段であると同時に「日本語を練習できる場所」でもあります。
仕事を通じてスキルアップを目指すと、日本でスムーズに過ごせるようになり、皆さんの日常も楽しくなるはずです。

滞在期間別!面接攻略

ここからは「滞在期間別」の面接攻略法についてお伝えします。

実は滞在期間によって、アルバイトの雇用主に与える印象が違ってきます。

雇用主は「滞在期間」を見ている!

どうして「滞在期間」が重要なのでしょうか?
それは雇用主の頭の中をのぞいてみると理解できると思います。

例えば、あなたを雇いたいと考えている雇用主は「コミュニケーションが取れるかな?」、「すぐに辞めたりしないかな?」と考えています。

「コミュニケーションが取れるか」心配な理由

雇用主はアルバイトをする皆さんとコミュニケーションを取ろうとします。
これは礼儀やマナーについて心配しているというより「ちゃんと仕事をやってくれるかどうか」を見ていると考えた方がいいでしょう。

雇用主は、アルバイトの皆さんに、仕事のやり方を教えたり、やって欲しい仕事を伝えるためにコミュニケーションを取ります。しかし、言葉でやり取りができないと指示が伝わらず、正確に仕事が遂行されません。

「ちゃんと仕事をやってもらうためには、仕事について正しく伝える必要がある」

そう考えているため、アルバイトの皆さんとのコミュニケーションを重視しているのです。

アルバイトすぐに辞められたら困る理由

アルバイトを雇おうとしている雇用主は「すぐに辞めて欲しくない」と考えています。
これは、アルバイト採用に様々なコストが掛かっているからです。

例えば、求人サイトに求人情報を掲載する場合も「掲載料」が掛かっています。
面接のために時間を割いたり、契約書を作ったり、様々な手間や時間も掛かっています。

アルバイトを一人採用するにもお金や時間が掛かっています。
せっかく採用したにもかかわらず、すぐにアルバイトを辞められると「採用するために掛かったコストや手間」が無駄になってしまうため、すぐに辞めて欲しくないと思っています。

まとめ

  • コミュニケーションが取れないと仕事について伝えられないから、ちゃんと働いてもらえない。
  • 採用にはお金と時間が掛かるため、すぐに辞められるとコストが無駄になる。

皆様が採用されるためには、

  • 雇用主にコミュニケーションが取れる人だと思ってもらう
  • 雇用主に「すぐに辞める」と思われないようにする

この2つを押さえておかなければなりません。

滞在期間を見て考える

雇用主は、コミュニケーションが取れる人、アルバイトを続けてくれる人を雇いたいと思っています。
そのために「滞在期間」を見ます。

滞在期間 雇用主の考え 不安
0~6ヶ月 まだ日本のルールを知らないかも コミュニケーションがちゃんと取れるかな?
6ヶ月~1年 アルバイトの経験があるなら安心できる (短期間でたくさんのアルバイトをしている場合)すぐに辞めるかもしれないな
1年~4年 日本語がちゃんとできるからコミュニケーションは安心 特になし(他の要素を見て判断します)

雇用主は履歴書や面接でのやり取りといった「限定された少ない情報」から判断します。
「滞在期間」も、その情報の一つです。
そのため、面接に臨む際は、あなた自身の滞在期間を意識して対応すると良い結果につながりやすくなります。

さて、ここからは、滞在期間別の面接攻略法を見ていきましょう。

滞在期間0~6ヶ月の場合

滞在期間が半年に満たない場合、雇用主は「日本に来たばかりで、日本のルールを知らないだろう」と推測します。

日本のルールは「常識」や「暗黙の了解」と言い換えられます。
滞在期間が短い場合、日本で生活する上では当たり前のことがわかっていないのではないかと雇用主は推測します。
さらに、そうした「日本のルール」はコミュニケーションのベースとなる価値観でもあります。
そのため、ルールを知らないということは「コミュニケーションが大変だろうな」と雇用主は判断します。

このように、雇用主は「滞在期間が短い=コミュニケーションが円滑に行えない可能性がある」と考えます。

上述の通り、雇用主はコミュニケーションが取れる人を採用したいと思っています。
そのため、滞在期間が短い人は「採用したくないな」と思われる傾向があります。

採用されるためのポイント

ポイントは「自己紹介」です。

W日本語が得意ではない方は特に、自己紹介を練習すると良いでしょう。
自己紹介がきちんとできると、採用される可能性が高くなります。

「コミュニケーションが取れるかどうか」は「日本語のうまさ」だけで判断されるものではありません。
相手の言葉を理解しようとしたり、誠実に対応することで、自分は「仕事をちゃんと行える」という姿勢を示すことで採用に繋がりやすくなります。

また「母国で日本語を勉強した人」は、その年数を伝えると「滞在期間の短さによるコミュニケーションへの懸念」をカバーできます。

滞在期間6ヶ月~1年の場合

滞在期間が半年を過ぎている場合、雇用主は「日本に慣れているだろう」と判断します。
日本のルールも理解しているため、コミュニケーションが取れないという懸念も少ないです。
そのため、面接官も採用に対して前向きです。

採用されるためのポイント

日本でのアルバイトの経験を伝えられると良いでしょう。

アルバイトの経験は「その仕事ができる」という能力の保証になります。
雇用主はあなたの能力に対して安心感を持ったり、仕事をしているイメージを持つことができるため、採用されやすくなります。

注意する点は「すぐに辞めそう」「よく仕事を変える人だ」と思われないようにすることです。
アルバイトの経験があることはプラスに働きますが、たくさん仕事を変えていると違和感持たれるため、気をつけましょう。

滞在期間1年~4年の場合

滞在期間が長い方で日本語ができる場合は特別な心配する必要はありません。
雇用主はコミュニケーションも取れるし、長く続けてくれるだろうと安心して採用することができます。

皆さんは、きちんと働くことでバイトリーダーになれる可能性もあります。

特に日本での就職を考えている方は、バイトリーダーを目指すことをお勧めします。
日本ではバイトリーダーをしてきた経験は、企業にアピールできる要素にもなるため、就職活動で有利になります。

注意点は、ビザの期限です。(在留資格の有効期間)
ビザの期限が3ヶ月に満たない場合「すぐに辞めてしまう」と雇用主は判断し、不利な要素になってしまいますので、この点には注意してください。

「自己紹介」が最大のポイント

これまで「滞在期間別」のポイントを紹介してきました。

全ての方に共通するポイントは「自己紹介」です。
滞在期間が短い人も、滞在期間が長くたくさんのアルバイトを経験した人にとっても、自己紹介がポイントになります。

過去の仕事経験など、自分だけの「強み」を伝える準備をすると採用されやすくなります。
伝えたいポイントを整理したり、声に出して練習するなど、しっかり準備をして面接に臨みましょう。

また面接が一社のみで採用される人は少ないです。
最低でも3つのアルバイトに応募することをお勧めします。

留学生にとってベストな仕事の探し方

ここまでで皆さんは、日本で働くための基本的なルールから、仕事の選び方、面接の攻略法など様々な知識を得たことと思います。

面接の攻略法によって、採用されるイメージが持てたら、いよいよ仕事を探し始めましょう!

留学生の皆さんが日本で仕事を探す方法は、大きく次の5つに分けられます。

仕事を探す方法

  • 学校の紹介(張り紙や説明会、先生の紹介)
  • ブローカーや先輩・同郷の知人の紹介
  • エージェント(派遣会社や紹介会社)
  • 求人サイト
  • 求人サイト(外国人特化型)

では、留学生の皆さんにとって、どの方法がベストなのでしょうか?

一つ一つ、詳しく見ていきましょう。
まずは「学校の紹介」からです。

学校の紹介

「学校経由でアルバイトを探したり、紹介してもらう」という方法です。

学校の紹介のため、外国人が受け入れられやすく、仕事の選択肢も多い方法が学校からの紹介です。
日本語学校の張り紙や、校内の説明会、先生からの紹介によって仕事を探すことができます。

場合によっては、先輩の留学生がすでに働いていることもあり、外国人が歓迎されやすい職場ですが、反面「採用までの手続き」がちょっとしたハードルになります。

アルバイトとして働き始めるためには、まずは仕事に応募しなければなりません。
その後は、応募先の方と「面接の日程を調整」するというやり取りが必要です。(このやり取りは電話・メールで行われます。)

面接の日程が決まったら、履歴書など必要な書類を揃え、約束の日に面接に行きます。
面接に合格すると、採用が決まり、その後雇用契約を結びます。
(応募する時に履歴書を提出しなければならない場合もあります。)

皆さんの多くがハードルに感じるのは、応募から書類の準備まででしょう。
日本語に不慣れな場合「電話での日程調整」は、精神的な負担が大きいと思います。
また履歴書を作るためには、写真を撮影したり、書き方を学んだり、負荷の掛かる作業が多く大変です。

学校の紹介 メリット・デメリット

  • (メリット)外国人が歓迎されている職場が多く、豊富な選択肢の中から仕事を選べる。
  • (デメリット)いろいろと大変。アルバイトへの応募、面接予約、履歴書の作成を自分でこなさないといけない。

ブローカーや先輩・同郷の知人の紹介

ブローカーや先輩にアルバイトを紹介して貰う方法です。

知人からの紹介のため「外国人を雇った経験のあるアルバイト先」が多く、外国人とのコミュニケーションの取り方も把握しているため働きやすい環境が多いでしょう。
このように、外国人が歓迎されやすい職場が多い点は「学校の紹介」と同じです。

しかし、こちらの場合は学校からの紹介にはないメリットがあります。
それが「応募や面接を手配してもらえる」という点です。

アルバイトとして採用されるまでの「ハードルが低い」という点が大きなメリットです。
手間や時間、また精神的に負荷の掛かる作業が必要のない場合が多く、応募までのハードルがグッと下がります。

ただし「簡単に働き始められる」反面、デメリットもあります。
それは「仕事の選択肢が少ない」ということです。

人づてに仕事を紹介してもらう場合、アルバイト先を選べません。
おそらく1~2件といった少ない選択肢の中から、これから自分が働いていく場所を決めなければならないでしょう。

例えば「日本語がもっと上手になりたい」と思っている方は、お客様とのコミュニケーションがある「接客の仕事」をすることで、日本語が身につきやすくなります。
しかし、紹介される仕事の中に「接客の仕事」がない場合、自分のスキルを向上させることができません。

「働く先を選べない」という点は、目的を持って日本に留学した皆さんにとって、大きなデメリットになります。

ブローカーや先輩・同郷の知人の紹介 メリット・デメリット

  • (メリット)簡単に働き始められる。アルバイトへの応募、面接予約を手配してもらえるため。
  • (デメリット)アルバイト先や仕事を選べない場合が多い。1~2件の少ない選択肢から決めないといけない。

エージェント(派遣会社や紹介会社)

エージェントを活用するという方法も、仕事を探す上では有効です。

サービスを受けるためには、まずWebでアカウント登録を行う必要があります。
すると、エージェントが皆さんに仕事を紹介してくれます。

基本的に、応募から面接のセッティングといったややこしい作業は、エージェントが代行してくれます。
働き始めるまでの手間が掛からないという点は「ブローカーや先輩から紹介して貰う」場合と同じですが、エージェントを活用すると「履歴書の作成」もサポートしてくれます。

「履歴書の作成までサポートしてくれる」という点が大きなメリットです。
履歴書は、アルバイト先に提出する書類のため「正しい書き方」があります。
それを調べて記入するというのは、時間のかかる作業ですが、エージェントを活用した場合「正しい書き方を教えてもらえる」ため、調べたり学習したりする手間が省けます。

ただし、エージェントを活用した場合は、いくつかのデメリットがあります。

まず「外国人を歓迎している職場を紹介してもらえるかどうかはわからない」という点です。
ここが「学校の紹介」や「ブローカー・知人の紹介」との大きな違いです。

エージェントは皆さんに仕事を紹介してくれます。
しかし紹介した職場が外国人を歓迎しているかどうかは、エージェントに見極められません。
そのため時には「外国人を歓迎していないアルバイト先」を紹介されることもあります。

また「ブローカー・知人の紹介」と同じように「仕事を選べない」というデメリットがあります。
皆さんはエージェントの方が紹介してくれる1~2件という少ない選択肢の中から仕事を選ばなければなりません。

さらに仕事の選択肢が少ないというだけでなく、別のデメリットもあります。

エージェントの方は「アルバイトをしたい人」と「働き手が欲しい職場」を結びつける役割を担っています。
つまりエージェントが「働き手が欲しい職場」の情報を持っていなければ、エージェントは皆さんに仕事を紹介することができません。

もしも皆さんに適合する職場の情報をエージェントが持っていない場合は、皆さんにアルバイトを紹介するまでに時間が掛かります。
つまり「すぐに仕事が紹介されない」というリスクもあります。

エージェント(派遣会社や紹介会社) メリット・デメリット

  • (メリット)より簡単に働き始められる。応募、面接の手配だけでなく、履歴書の作成までフォローしてもらえる。
  • (デメリット)外国人を歓迎している職場かどうかは分からない。アルバイト先や仕事を1~2件の少ない選択肢から決めないといけない。すぐに仕事がない場合は紹介されるまで時間が掛かる。

求人サイト

求人サイトとは、企業の求人情報を集めて掲載したWebサイトです。
この求人サイトや、サイトによって提供されているサービスを活用し、仕事を探すことができます。

メールアドレス等、必要な情報を入力し、会員登録を行うことで、アルバイトを募集する企業の求人情報を閲覧できます。
求人情報には、勤務地や仕事内容、給与といった基本的な情報から、どんな人を募集しているか、どれくらいシフトに入って欲しいかといった「募集する人の条件」まで細かく掲載されています。
また文字の情報だけでなく掲載されている「写真」から、職場の雰囲気を感じることができます。

求人サイトにはたくさんの求人情報が掲載されています。
そのため「ブローカー・先輩の紹介」「エージェントの紹介」の場合と異なり、豊富な選択肢から仕事を選ぶことができます。

また、仕事の応募も求人サイトのサービス内で行うことができます。
仕事探しから応募までスムーズに進められる点も魅力です。

これから日本で生活していく皆さんにとって「仕事を選べる」ことは良いことです。
しかし、たくさんの求人情報の中で「どの職場が外国人を歓迎しているか」は見極めづらいというデメリットはあります。

また「紹介」の場合とは異なり、応募や面接の予約は自分で行わなければなりません。
当然、日本語での履歴書の作成も必要です。

求人サイト メリット・デメリット

  • (メリット)豊富な選択肢からアルバイトを選べる。
  • (デメリット)外国人を歓迎している職場とそうでない職場が混ざっていて判断が難しい。また応募から面接の予約、日本語での履歴書の作成と負担が多い。

求人サイト(外国人特化型)

こちらも、求人が掲載されたポータルサイトで仕事を探す方法です。
「外国人に特化している」という点が大きな特徴であり、留学生の皆さんにとって大きなメリットでもあります。
特に日本に不慣れな方は「外国人向けの求人サイト」の活用をお勧めします。

求人サイトの多くは「日本人」を対象にしています。
日本人もアルバイトを探す際は「求人サイト(アプリ)」を活用していますので、そのサイトやアプリは日本人向けに設計されているので、提供されるサービスもまた「日本人に特化」しています。

通常の求人サイトは、日本人に向けて、日本人向けの求人を紹介している場合がほとんどです。
中には積極的に外国人を雇いたいと思っている職場もありますが、それを見極めたり判断したりするのは大変です。

一方「外国人向けの求人サイト」は、外国人のアルバイト採用に積極的な雇用主の皆さんが求人情報を公開しています。
そのため外国人向けの求人では「外国人を積極的に採用している」ことがわかりやすく示されています。

また「外国人向けの求人サイト」を使うと、英語以外の言語(中国語やベトナム語)で求人情報を閲覧できるため、仕事探しの負担が減ります。
また求人サイトによっては、求める日本語レベル(日本語ができなくてもOK等)が掲載されているため、日本語に自信のない方が仕事を探す場合も安心です。

他方、日本人向けの求人サイトの場合と同様に、応募や面接の予約、日本語での履歴書作成は自分で行わなければなりません。

求人サイト(外国人特化型) メリット・デメリット

  • (メリット)外国人が歓迎されている職場がわかる。仕事を探しやすい。
  • (デメリット)応募から面接の予約、日本語での履歴書の作成と負担が多い。

このように「外国人向けの求人サイト」を活用する上でも、

  • 応募
  • 面接の予約
  • 履歴書の作成(日本語で)

というハードルはあります。

もしハードルをなくしたいという場合は、外国人向けの求人サイト「WORK JAPAN」の活用をお勧めします。

WORK JAPANなら「仕事探しから面接の予約まで簡単!」

「WORK JAPAN」は外国人向けの求人サイト(アプリ)です。
採用されるまでのハードルを減らしたい方はWORK JAPANの活用をお勧めします。

WORk JAPAN WEBサイト

引用:https://www.workjapan.jp/jobseeker-home/

既に日本にいる外国人が10万人登録しており、多くの外国人がアルバイト探しに成功しています。

またWORK JAPANなら…

WORK JAPANのメリット

  • (メリット)外国人が歓迎されている職場がわかる。仕事を探しやすい。
  • (デメリット)応募から面接の予約、日本語での履歴書の作成と負担が多い。

求人サイトの課金形態

  • 面接予約システムがある!(電話で予約しなくてOK)
  • 母国語で履歴書を作成できる!

留学生の皆さんの負担がグッと軽くなります。

WORK JAPANを使えば、面接を予約する時も、電話でやり取りをしなくても大丈夫です。
アプリの中で、面接日を選択することで自動的に仕事への応募が完了する仕組みになっています。
そのため、わざわざ雇用主に電話してなくても、面接の予約ができます。

また、WORK JAPANは8ヶ国語(日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、ベトナム語、ポルトガル語、ミャンマー語、やさしい日本語)に対応しています。
履歴書もアプリでの作成が可能です。しかも日本語ではなく「自国の言語」で作成できます。

最後に

日本での仕事探しは、大変だと思うかもしれません。

しかし「仕事探し」は「働いた後」のことも考えて探すことをお勧めします。
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