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謹賀新年! 2021年は外国人ビジネスへの参入チャンス?!

新年あけましておめでとうございます!
旧年中は大変お世話になりました。

2020年の外国人市場は大きく揺れる年となりました。

外国人登録数が激減した2020年

まず、2012年以降増え続けていた外国人登録数が8年ぶり落ち込みました。
全体的に落ち込んだかというそうではなく、留学生技能実習生が局所的に落ち込んでいます。
日本人の労働状況も変わるなか、外国人の採用ニーズは冷え込んでいると思われがちですが、
留学生や技能実習生を採用している業界は人手不足に悩む年となりました。
海外からの入国制限はしばらくは続きそうなので、この傾向は新年以降続くかもしれません。

アフター・コロナの留学生採用は要注意!?

中でも、留学生の落ち込みが心配です。
法務省の正式データは毎年12月と6月の6ヶ月毎に公表されるため、本資料は2020年6月のデータとなりますが、2020年12月末は更に落ち込んでいる事が予想され、2021年4月の入学数もかなりの減少となりそうです。留学生を中心に人材を獲得されていた企業様は、アフター・コロナ後の採用が厳しくなるのかもしれません。

留学生数の推移

その他、「特定技能」も、2020年6月時点で登録者は5,950人と、思ったほど伸びていない状況です。
「登録支援機関」の許可数は5000社超とのことですから、期待値から大きくかけはなれてしまっていますね。私が有識者として参加させていただいている、厚生労働省主催「ビルクリーニング分野における特定技能外国人材受入れ体制適正化調査に係る情報収集・分析等検討会」では、ビルクリーニング業界の特定技能人材確保について議論しているのですが、ビルクリーニング業界は技能実習生の歴史が浅いため、特定技能に移行するための人材のストックがありません。そのため、留学生を集めて特定技能に転向していく方向を検討しています。 そう言った面では、国内の留学生が激減する中、留学生をアルバイト採用したい企業様と、特定技能での採用を検討している企業様との間で留学生の取り合いが起きる可能性もあるかもしれません。

技能実習生も激減が予測される!?

入学や卒業時期が1年に2回しかない留学生と異なり、技能実習生は毎月、入国と帰国が発生します。グラフの通り、入国数が帰国数をうわまる状況が何年も続いていましたが、2020年6月期の時点では微減となりました。2020年3月のコロナショックを受けて、入国数が帰国数を下回り、2021年1月の緊急事態宣言による海外からの入国停止を受け、入国数は更に減少していると思われます。前述の通り、2020年末のデータが発表されるまで、まだ時間はかかりますが、技能実習生の新規入国数が激減している事は、私たちも、肌感覚として実感しています。コロナショックで、労働市場は様変わりしました、飲食業や観光業など人員整理を行った業界も多いかと思いますが、技能実習生を中心に人員構成をして来た業界は人手不足となっています。

技能実習生の推移

市場が激変する中新たなビジネスチャンスも!

暗い話ばかりに聞こえるかもしれませんが、WORK JAPANのご利用企業様には、 技能実習生激減で人手不足に悩む企業にアプローチして、新規顧客開拓に成功されている派遣会社様や監理団体様がいらっしゃいます。技能実習生の採用に慣れている企業に、アルバイトや派遣で人材を提供する仕組みです。製造業や農業でのニーズが高いので、WORK JAPANで全国から外国人材を集め、紹介・派遣する形になります。市場が激変する中で、新たなビジネスチャンスを見出した事例です。 ピンチをチャンスに変えて、新しいビジネス機会を創出するアイディアについて、是非、共有したく、新年は、人材会社様が「技能実習業界」に参入するための切り口や、「特定技能」ビジネスの始め方など、私が見て来た事例をご紹介するセミナーの開催を企画しています。 お時間ありましたら、是非、ご参加くださいませ。
セミナーの詳細はこちら>

新年も、アフターコロナに目を向けて、スタッフ一同頑張って参ります!
2021年もよろしくお願いいたします!

WORK JAPAN
代表 松崎みさ